ヨガの用語集

 

 

【シ】
・シシャ
 弟子 

・シターリ
 舌を丸めて息を吸う呼吸法。身体を冷やすとともに快活にする効果がある。

・シットゥカーリ
 舌を丸めないで「シターリ」を行う呼吸法。「シターリ」同様に、身体を冷やすとともに快活にする効果がある。

・シッダ
 解脱し、完成された修行者。

・シッディ
 完全な精神。

・ジニャーナ・ムドラー
 親指と人差し指を合わせ、残りの三本の指を伸ばしたポーズ。

・ジニャーナヨガ(ギヤーナヨガ)
 「知識のヨガ」と呼ばれる、哲学的な観点から内面を見つめ、知識を高める事を目的としたヨガ。

・シバナンダアシュラム
正式には「ディヴァイン・ライフ・ソサエティ」。スワミ・シヴァナンダがリシュケシュに創設したアシュラム(ヨガ修行施設)。

・シバナンダヨガ
スワミ・シバナンダ考案。弟子のスワミ・ヴィシュヌ・デヴァナンダによりアメリカに広められたヨガのメソッド。プラーナヤーマや瞑想をはじめ、12ある基本ポーズでチャクラの活性化を目指す。

・シヴァ・サンヒター(シヴァの本集)
18世紀に書かれたハタ・ヨガの重要な著書。「ゲーランダ・サンヒター」「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」とならぶ「ハタヨガ3大教本」と呼ばれている。プラーナヤーマ、ムドラーのプロセスなどヨガの実践のみならず、ヨガ思想についても詳しく記されている。全5章で構成。

・ジヴァムクティ・ヨガ
シャロン・ギャノンとデヴィッド・ライフにより考案。「アシュタンガ・ヨガ」をベースに、あらゆるヨガのスタイルが盛り込まれた「ハタ・ヨガ」スタイルのヨガ。

・ジヴァン・ムクタ
ヨガの最終段階に到達(解脱)した修行者。

・シヴァ
創造神「ブラフマー」維持神「ヴィシュヌ」と並ぶ「ヒンドゥー教の3大神」の一人。苦行、瞑想の神。

・ジャイロキネシス・ヨガ
円を描くようななめらかなポーズと、呼吸を組み合わせたヨガのスタイル。

・ジャパ
マントラの暗唱。

・ジャヤ
勝利のかけ声。

・シャーストラ
教典。教訓。

・シャーラ
ヨガスタジオ、ヨガ修行の場所。「家」や「建物」の意味がある。

・シャウチャ
8支則(アシュタンガ)の第2段階で、5つあるニヤマ(勧戒=行うべき行為)のうちの1つ。身体だけでなく言葉使いや行動など、心身の外面・内面を清らかにすること。

・シャクティ
「パワー」「力」「精神的エネルギー」。クンダリニーと同じ意味。「ムーラダーラ・チャクラ」にあるとされる。

・シャット
サンスクリット語で「6」。

・シャットカルマ
6つの肉体浄化法。ハタヨガの重要な実践方法の1つ。
1.ドーティ(ダウティ)=内臓(食道・胃など)の浄化。
2.バスティ=直腸(肛門)の浄化。
3.ネーティ=鼻孔の浄化。
4.トラタカ(トラタク)=目の強化法。
5.ナウリ=腹直筋を立てる。
6.カパーラ・バティー=鼻孔や頭の浄化。

・シャッド・ダルシャナ
「ミーマーンサ」「ヴェーダーンタ」「サーンキヤ」「ヨーガ」「ヴゥイシェーシカ」「ニヤーヤ」で構成される6派哲学。

・シャンカラ
8世紀のヴェーダンタ学派を代表する学者。非二元論(アドヴァイタ・ヴェーダンタ)の提唱者。

・シャンティ
安らぎ、平和、平穏。マントラの1つ。

・ジャランダーラ・バンダ
あごを引いて喉を引き締め、エネルギーが口や鼻から抜けるのを溜め込む「ヴィシュッダ・チャクラ」活性化のテクニック。ジャランダーラは「網を持った」の意味。

・シュリ・ラーマクリシュナ
19世紀、精神文化を体現した近代インドの代表的聖人。

・ジュナーナ(ジュニヤーナ/ギヤーナ/ニャーナ)
サンスクリット語で「知恵」「知識」「哲学」 。恐れ、悲しみ、欲望、幻想などを排除し、実在、自己実現を目指す思想を言う。

・ジュナーナ・ヨガ(ジュニヤーナ・ヨガ/ギヤーナ・ヨガ/ニャーナ・ヨガ)
実在、自己実現を目指す思想(ジュナーナ)を取り入れたヨガで、マントラ暗唱など瞑想をメインとしたスタイル。

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